実家のお店で残す三世代の家族写真|「うちの家族。」の出張撮影
2026年10月02日 05:08
家族写真を残したい場所は、スタジオだけとは限りません。
長く暮らした実家や、ご両親が営んできたお店。その場所で撮ることで、家族の姿とともに、そこで過ごしてきた時間も残せます。
こんにちは。Photo Studio RinのMAYUMIです。
Rinが考える「うちの家族。」の出張撮影では、ご家族にとって意味のある場所で、誰と、どんな姿を残したいかを大切にしています。
例えば、両親が38年続けてきた小さな定食屋。
そこで育った子どもが親になり、自分の子どもを連れて帰ってくる。
そんな家族の写真を考えてみます。
※実際に撮影したお客様のエピソードのご紹介です。
ご両親が働く店は、自分が育った場所でもある
学校が終わると、店に帰る。
カウンターで宿題をして、忙しい日は皿を洗う。料理を運び、掃除を手伝う。常連さんは顔見知りで、小さい頃からかわいがってくれる。
子どもにとって、その定食屋は「両親の仕事場」というだけではありません。
父が厨房に立ち、母が料理を運ぶ。その姿を毎日見ながら、自分も大きくなった場所です。
家族写真をここで撮るなら、みんなで並ぶ一枚に加えて、厨房に立つ父の後ろ姿や、いつものエプロンをつけた母の姿も残したくなります。
家族にとって大切なのは、撮影のために用意した姿だけではないからです。
ご自身が親になっても、この店では子どもに戻る
やがて自分も親になり、子どもを連れて店へ帰るようになります。
父と母は、おいしいものを作ってくれる。
昔から見てきた二人が、今は孫にごはんを食べさせている。
父と母だった二人が、おじいちゃんとおばあちゃんになっています。
一方で、自分は親になっても、この店では変わらず父と母にごはんを作ってもらう。
その時間には、三世代の関係が自然に表れています。
料理を作る祖父。
運んでくれる祖母。
食卓を囲む親と子。
家族写真として残したいのは、こうした普段のやり取りでもあるんです。
身長を刻んだ柱も、家族写真の一部になる
店の柱には、子どもの頃の身長を記録した線があります。
一つの線。その上に、また一つ。
両親が店を続ける間に、少しずつ背が伸びていった記録です。
そして今、同じ柱で測るのは、自分の子どもの身長。
昔、自分が立っていた場所に子どもが立ち、新しい線が増えていく。一本の柱に、二世代の成長が重なります。
ほかの人には、何気ない柱に見えるかもしれません。でも、ご家族にとっては取り替えのきかないものです。
出張撮影では、こうしたものも大切な被写体になります。
柱の前に立つ子どもと、身長を測る家族。その一枚には、今の成長と、親が育った記憶の両方が写ります。
特別なことをしなくても、残したい姿がある
長くお店を続けてきたご両親も、年齢を重ねます。
「あと何年できるかな」
そんな話を聞いて、いつもの仕事姿を残しておきたいと思うこともあるでしょう。
撮影のために、すべてを特別に変える必要はありません。
父が料理を盛りつける手。
母が料理を運ぶ姿。
孫がごはんを食べている顔。
食事の合間に交わす会話。
長年見てきた日常の中に、残したいものがあります。
Rinが大切にする写真原則の一つは、「人と人の間にあるものを撮る」こと。
一人ひとりの姿に加えて、誰に料理を作っているのか、誰を見て笑っているのか、その関係にも目を向けます。
お店での家族写真は、何を残したいか、から考える
ご家族が営むお店で撮影するなら、まず伺いたいのは、その場所での思い出です。
子どもの頃、いつも座っていた席
ご両親が長く使ってきた道具
成長を記録した柱
孫に作ってあげたい、いつもの料理
家族みんなで集まる場所
同じ定食屋でも、残したいものはご家族によって違います。
厨房で働く姿を中心にしたいのか、三世代で食卓を囲みたいのか。
店内だけでなく、看板や入口にも思い出があるのか。
お話を聞きながら、そのご家族だからこそ撮れる写真を一緒に考えます。
営業中の撮影を希望される場合は、お仕事の動線や、ほかのお客様の写り込みにも配慮し、撮影できる時間と範囲を事前に相談します。
場所にも、家族の記憶がある
家族写真には、みんなの顔が見える一枚もほしい。
その一枚と一緒に、父の厨房、母のエプロン、いつものカウンター、二世代の身長が刻まれた柱も残す。
そうすることで、写真を見返したときに、そこで過ごした時間を話せます。
「ここで宿題をしていたんだよ」
「おじいちゃんは、いつもここで料理を作っていたんだよ」
そして、柱に残る線を指して、
「これ、お前の身長」
「こっちは、俺」
家族が過ごしてきた場所には、顔を並べるだけでは伝えきれない記憶があります。
写真を撮るのではない。家族の時間を残す。
それが、Photo Studio Rinの「うちの家族。」で大切にしたいことです。
自宅や実家、ご家族が営むお店などでの撮影をご希望の方は、公式LINEからご相談ください。
誰と、どこで、何を残したいか。ご希望の場所やご家族の様子を伺い、撮影できる形を一緒に考えます。